沖縄系ペルー人と北海道系日本人にルーツを持つ劇作家・演出家の神里雄大と、マレーシアの政治史を長きにわたり調査している演出家・研究者・キュレーターのマーク・テ。
異なる手法でリサーチを行い作品創作を続ける2人が、2019年12月から2020年2月にかけて、《南方から「歴史」を読み換えるリサーチコラボレーション》として、琉球諸島(奄美大島、徳之島、沖縄本島、宮古島など)、そしてタイ北部のチェンマイ県・プレー県で蒸留酒についてリサーチを実施。
2018年7月にインドネシア・ジョグジャカルタにて開催された「Jejak-旅 Tabi Exchange」でのプレゼンテーションをきっかけに、全く異なる手法でリサーチを行う神里とマークによるリサーチコラボレーションが発足。 2019年度は、国境の「端っこ」を中心に置き換えて考察し、中央と周辺、支配と被支配、というテーマでリサーチを実施。